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Yuki Ishiguro Architect & Associates
石黒由紀建築設計事務所
計画O
Project O
1994
別荘地と言っても、隣家が感じられる広さで周辺よりすりばち状になっており、水平方向の眺望の期待できない敷地であった。一方で空中は高い木立に覆われているため方位を感じさせない柔らかな拡散光が得られる。
そのことから、溝のような形状の地下空間を作り、全面トップライトをすり鉢状の土地なりに設けて木立を真下から感じられるようにし、二階をピロティ状に持ち上げることで木立を真横から感じられるようにして、この敷地ならではの木立との関係を作った。
2階の床面もすり鉢状にして、地形を抽象化してトレースすることで地形を顕在化し、環境に融合している。
In this mortar-shaped site at area of villas, it was hard to get fine horizontal view, however, along with that there was a soft diffused light through leaves from sky.Then, we designed underground space like a ditch and get floated second floor as a piloti. It made unique relation with trees in this site.The second floor is mortar-shaped, it express surroundings specifically.
基本設計/田堀繁氏と協同
長野県北佐久郡/保養所/138㎡/RC+S造 地下1階地上2階建
掲載誌:SD1994年12月号/SDレビューの25年1982-2005
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